先日田舎にかえったとき、小学校までの道のりを、いま再びあるいてみようと、けつだんしました。現在けんこうのために、日々万歩計をポケットに、出あるきを実行しているので、そういえば、母校までの時間ときょりは、どのくらいだったんだろうと、きになったからであります。
じっさい40年ぶりに、まったく同じルートをたどってみると、キオクのなかでは、45分ぐらいのかんじでしたが、ほぼ30分ちょうど、1800歩、1.3キロの片みちでした。大人になってから、子供世界をのぞいてみて、なるほど、こんなもんだったんだと、おもうことはタビタビです。
そして、いまの自宅にもどってから、又けつだんしました。
日ごろ愛用している、家から土手までの、散歩コースの片みちを、正しくはかってみよう... いつも、一日をとおしての計測なので、この部分だけの時間ときょりは、ハアクしていませんでした。小学校までがあの程度なので、こちらはどうなんだろうと、かんがえたのです。
そうして、ふだんどおり歩いてみて、発見しました。
なんとなく、こんなもんかなときめていた、いつもの散歩コースが、まさにピッタリそのまま、30分、1800歩、1.3キロメートルだったのです...
はるか昔、毎日雨の日も風の日も、おきまりの生活体験が、カラダにしみこんでいて、しらずしらず、その工程を再現していたのです。あまりにも、そっくりオンナジだったので、まじまじと万歩計をみつめながら、神秘てき霊気みたいなものをかんじました。
なかなか、生きながらえていれば、まかふしぎというか、心そそられることがおきるものだと、またひとつ、胸にきざみました。
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