歯磨き粉も、やめてしまった日用品です。
会社員だったころ、職場で歯が痛いと、何気にもらしていたら、パートの中年女性に、磨き方が悪いからだ、歯磨き粉はほんの少し、米粒ぐらいでいいんだと、ボソッと指導されました。
その金言を守って、ずっと米粒ぐらい使用していましたが、あるとき、無くてもいいんじゃないかと、単純にブラシを濡らすだけの、省略スタイルへ移行しました。それでもやはり、心配ではあるし、じぶんは歯並びが悪いので、糸ようじは併用していました。
何年かして、他県へ転勤になり、その地で歯が痛くなりました。医者にみせたら、「これはひどい、どこの歯医者でやったんだ」と、言われました。
そこで、あっと思い出しました。...じぶんが通っていた医院は、あのパートさんが、ばっさり「ヤブだ」と、断言していたのです。
おかげで、生まれて初めて、入歯を体験するハメになりました。義歯使用時の注意事項という、緑色のプリントをいただいて、これは、大ごとだったんだなあと、まざまざ実感しました。磨き方だけでなく、あの断言も、素直に受け入れておくべきでした。
それからは、歯医者に限らず、病院へ行く事態のときは、地元住民の意見や評判を、必ずきく習性を身につけました。
食事の内容を、日本食にしてからは、甘い物のひんどが減って、歯医者は遠のいていたのですが、ここ数年、あちこち悪くなりだしたので、フッ素配合の、ブクブクを購入しました。
コメント