お金の話をしないお医者さん

このごろ ほんとう話

 

先日人間ドックで、視力の低下(0.7から0.4)をシテキされたため、行きつけの眼科医に出向きました。

その医院は、医師が数名いて、その日は以前みてもらった、年配の男の先生でした。スタッフによる検査がおわって、診察となりましたが、視力に関する話はなくて、ドライアイだから辛いでしょうと、その説明に終始しました。そして、いわれるがままに、点眼液を一年分(12個)処方され、一年後にまた来てと、宣告されました。

まあいいか、重大な病気じゃなくてよかったと、会計をまっていたら、請求金額は4500円でした。やや「ウっ...」とおもって、帰りしな領収書をみると、もろもろ検査項目の他に、投薬6980円とありました。負担割合三割なので、2067円です。

そういえばあの先生は、何年か前にも、ドライアイの話をして、点眼液を処方したのだと、思い出しました。そのときは、一年分ではなく、数個だったと記憶しています。別の先生のときは、ドライアイと言われたことはないです。

薬をいただくのは、治療のためなので、当然ありがたいのですが、患者としては、お金のことも、現実問題としてあります。診察のときに、これくらいかかりますと、話があってもよさそうですが、歯医者以外で、治療費のことをきいた経験はありません。

お金のやりとりが、実際あるわけですから、少しでもふれていただくと、内心たすかる人は、かなりいるのではないでしょうか。金額におうじた、治療の選択があると、心の負担も、だいぶ楽になります。

最終最後の会計まで、本日の支払額が、まったく想像もつかないというのは、やはりいかがなものでしょうか。

 

 

他の病院でも、以前こんな事案がありました。

HIVの感染が心配だったので、ふと思いたって、検査ができる病院にいきました。若い男性の医者で、まず最初に、受診のドウキをたずねられました。

じぶんは、べつの性病にかかったことがあって、それは治っていたので、目的はHIVでしたが、先生は、ついでだから他のも視ときましょうかと、パラパラと病名をあげていきました。

誠意ですすめられているのだと、ふつうに認識したので、完治した病気以外は、承諾しました。費用のこととか、保険はきかないとか、話はありませんでした。

血液と尿を採取して、後日結果をききにいったら、ぶじ感染なしということで、まずは良かったと、会計へむかいました。...ある程度かかるだろうと、身構えてはいましたが、請求金額は、23、700円でした。

はじめての経験だったので、こんなにかかるのかと、純粋にオドロキでした。領収書をみると、負担率が160%(?)となっていて、何を調べたのか、具体的内容は、記載されていませんでした。

けっこうな支払いなのに、どの検査にいくらか不明というのも、すこし謎な気がします。面談したときに、口頭でいわれただけで、感染症ごとの、明確な記録はないのです。セット料金みたいな、合体されたものかもしれませんが...

きちんとお金の話をする、先生もいるでしょうが、現状こちらから、たずねるしかないのですね。病院もやはり経営なので、金銭面をはなした場合、敬遠されることを考える人もいるでしょう。

診察した後、料金の見積書みたいなものに、サインするような手続きができればとおもいます。

 

 

 

 

 

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